やさしさ



優しい心の持ち主に出会うと、なぜか心が和む。
ふっと、ふるさとに帰ったような思いを抱く。

優しい心はどうしたらもてるのだろうか、と考えることがある。自分もそのような人になりたいと願うことすらある。

優しいか、そうでないかの判断は非常に難しい。そのラインを引くのも困難だ。一般的に業務の上での優しさは、厳しさの反対の意味で捉えられることがある。
業務の上での厳しさは、その目的達成に向かっての厳しさだ。その目的に向かう価値観からくる厳しさのように思う。
業務の上での優しさとは、その人間個人に対する思いやりからくる優しさだと思う。

思いやりとは?
それは、多分、傷ついた心を癒すことのように思う。
上手く出来なかった、まだしていなかった、などと心のどこかが傷ついているとき、思った以上に出来ているね、とか、これは難しいんだ、もう少し時間をかけよう、などと励ましの声をかける、そうした心の作用が優しさなのだ思う。

仕事には厳しく立ち向かう姿勢、そして周りの仲間達には優しい心。
それは明らかに利他的心だ。
保身のための業務。そしてそのために部下に厳しい。
これは利己的心だ。

全ての人の心には両方が混在している。多分、利他的心が顔を出したとき、人は優しくなれるように思う。