音が舞う 木の葉のように
沈黙が尾を引く 少女の無言のすすり泣き
ふたたび音が光る それは雷雨


少女は小麦色に肌を焼いている
麦わら帽子の光の粒子
スカートが風にゆれる 音が調べはじめる

遠い夏 それは光のない粒子
音だけが奏でる 沈黙を
それは追憶・・・

音が降り続ける
少女は秋の装い
木の葉が舞い出す

視力のない私は
少女を探し続ける



音は水の粒子となって舞い続ける
少女は虹の彼方へ消えてゆく
私は粒子を両手一杯広げて集めようとする
粒子は私の心の中で七色に変わってゆく